2012年3月10日土曜日

柿にはどんな栄養素が含まれていますか?

柿にはどんな栄養素が含まれていますか?







ビタミンCの豊富さでは、レモンやキウイフルーツを上回るという調査結果もあるようですよ。

果物の中ではかなり上位です。





βカロチンは、柿の実の色を決定づけているぐらいなので、たくさん含まれています。

タンニンも多いですね。

渋の原因になっています。

もちろん、甘いので、果糖もあります。

カロリーもそれなりにあるので、食べ過ぎると太ります。



こんな資料がありました。

ここではレモンよりビタミンCは少ないようです。

http://vitamine.jp/bita/bitac01.html



ビタミンAも含まれているようですが、植物性食材としてはある方ですが、動物性食材に比べるとかなり少ないです。

ペクチンもありますが、リンゴの方が多いでしょう。

ペクチン質を利用して柿ムースが作れるでしょうか?



追記

ビタミンAとカロチンは仲間で、栄養としての効果は、βカロチンはビタミンAの約1/3と言われています。

最近はドイツ語式のカロチンではなくて、カロテンと呼ばれることが多いですね。

柿の栄養価も上記のように高いですが、柿の葉も栄養価が高いですね。

握り寿司を柿の葉でくるんだ柿の葉寿司も有名ですね。








柿にはビタミンAやビタミンC、カリウムなどの栄養が多く含まれている他、柿の渋み成分である「タンニン」も含まれています。



特にビタミンCは、柿100g(中型の柿1/2個)あたり、70mgも含まれています。ビタミンCの1日の推奨量が100mgなので、普通の柿を1個食べるだけで、1日分のビタミンCが補給できるのです。



このビタミンCには、次のように様々な効能があります。



・コラーゲンの合成を助け、肌や骨を丈夫にする

・メラニン色素を減らし、肌のシミやくすみを改善する

・免疫力を高め、風邪やガンを予防する

・ストレスに対抗するホルモンを作る

・活性酸素を抑える抗酸化作用



ビタミンAは、皮膚や粘膜を正常に保ち、外部からの細菌やウィルスの侵入を防ぎ、病気への抵抗力を高めたり、ガン予防の効能があります。



また、眼の網膜にある光を感じる「ロドプシン」という物質の材料になり、暗い所で眼が見えにくくなる、夜盲症(とりめ)を防ぐ効能もあります。



柿にはビタミン以外にも、カリウムも多く含まれていますが、それとは反対に塩分(ナトリウム)が少ないので、血圧の高い人にはおすすめのフルーツです。

カリウムは、体内の余分な塩分を排出し、高血圧を改善します。



その他、柿の渋みの原因であるタンニンは、アルコールを肝臓で分解するときにできる「アセトアルデヒト」という有害物質を、無害にする働きがあります。(アセトアルデヒドが、体内に多く残ってしまうと、二日酔いや悪酔いの原因になります。)



注意点としては柿を食べ過ぎると、お腹を冷やし消化を悪くすることがあります。柿が完熟すると、ビタミンCが半分ほどに減り、皮をむいて干柿にすると、それ以上に減少するので、ビタミンCの摂取は、あまり期待できません。またタンニンは、胃や腸の粘膜を収縮させるので、食べ過ぎると便秘の原因になることがあります。

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