グレープフルーツが大好きです!どんなよい成分が入ってるのか知りたいです。逆にあんまり摂取しすぎてはダメなこともありますかね?
・グレープフルーツに多く含まれているビタミンCは、肌にうるおいを与え、疲労、ストレスからの回復や、美肌効果、風邪、がん予防に効果があります。半分で1日のビタミンC必要摂取量を上回る補給ができます。
・しょ糖、果糖、ブドウ糖などの糖類が主成分ですが、他の柑橘類や果実と比べるとその量が少ないため、ダイエット中の人や糖尿病、高脂血症の人のビタミン補給に効果があります。
・爽快さを与える酸味は、主にクエン酸です。クエン酸は、体内の疲労物質である乳酸の代謝を高める作用があり、からだをシャキッとしてくれるので、疲労回復に効果があります。また、唾液や胃液の分泌を高め、食欲を増進させます。
・果肉が赤い種類の、赤い色素成分はカロチンの一種のリコピンです。カロチンは、体内でビタミンAに変わり、皮膚や目の粘膜を強化するなどのはたらきがあります。
・アメリカでは、グレープフルーツの果実や果汁製品にハートのマークを付けて販売されています。このハートマークは、心臓を守る食材であることを、アメリカン・ハート・アソシエイション(心臓病関連の任意団体)に認定されている、ということを示すものです。グレープフルーツにはビタミンCとともに、カリウムも豊富に含まれています。カリウムは心臓や筋肉の正常な収縮を助け、糖代謝を促進するはたらきをします。このはたらきとビタミンCの血管を強化するはたらきとの相乗効果が心臓の健康に役立ちます。
・果皮や袋、皮の裏側の白くてふわふわした部分などには食物繊維のペクチンが多く含まれています。ペクチンには抗酸化作用や消炎作用があり、老化の予防になります。また、整腸効果があり、便秘がちの人にもおすすめです。ただし、グレープフルーツジュースには、ペクチンはあまり含まれていません。
・最近のアメリカの研究では、グレープフルーツ中のペクチンなどのはたらきにより、血中コレステロール値を大幅に下げる効果のあることがわかっています。これは動脈硬化を抑制し、心臓発作などをおきにくくすることを意味します。
・苦みはナリンジンという苦み成分を含むためです。少々苦いのですが、このためにかえって爽快感のある味わいになっています。皮に含まれるリモネンなどとの相乗効果で、ストレスの解消に役立ちます。また、ナリンジンには抗がん作用や健胃効果があります。
☆グレープフルーツ果汁をある種の薬と合わせて飲むと、薬の作用を増強して思わぬ症状を引き起こすことがあります。
グレープフルーツ果汁との作用が確認されている薬品としては、カルシウム拮抗(きっこう)剤やトリアゾラム、テルフェナジン、シクロスポリンなどです。
中でもよく知られているのが、降圧剤として使用されるカルシウム拮抗剤との相互作用で、これらを合わせて服用すると、薬が効きすぎてしまい、血圧を下げ過ぎて、めまいや頭痛、起立性低血圧などの症状を引き起こす危険があります。
薬と合わせて飲まなければ、いいことだらけですよね♪
お役にたてれば嬉しいです。
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