なぜ日本には辛い料理は存在しなかったのでしょうか?いわゆるエスニック風の。食材香辛料がなかった?
唐辛子を例にとれば、15世紀に南米からヨーロッパに伝わり、16世紀にポルトガル人によって日本にも伝わりました。
新潟の「かんずり」九州の「柚子胡椒」沖縄の「コレグース」など伝統的な唐辛子調味料は日本にも色々あります。
ただし、スパイシーな料理の多いアジア各国に比べれば少ないのは確かです。
理由の一つとして、唐辛子が日本では長らく薬もしくは観葉植物として考えられ、食べることはあまり考えられなかったこと。
だから---本来は唐辛子と一口にいっても色や形や辛さなど何百種類もあるのですが---あまり栽培が盛んにはならずに今日まで来たという歴史があります。
スパイシーな料理が発達している国や地域はやはり暑いところが多く、辛み成分カプサイシンや唐辛子のビタミンA、ビタミンCによって発汗や代謝作用を促しつつ健康を保持するという歴史があるのだと思います。日本の風土気候では、それほどには”辛さ”に対する生理的な欲求がなかったのでしょうね。
近年の日本の激辛ブームは、どういう背景があるのか…考えてみると面白いですね(^-^)
先に解答されてる方の言うとおりですし、辛い料理を食べる国は昔は塩が手に入りづらく主食を食べるために辛い料理を食べたりもします
日本は塩(味噌、醤油)があるので、しょっぱさで食が進みますよね
0 件のコメント:
コメントを投稿